ラネクシー、Google製アクセス解析ソフト「Urchin 7」を発売

　株式会社ラネクシーは17日、Googleが開発したアクセス解析ソフトの新版「Urchin 7」を発売した。

　Urchinは、Googleが提供する無料のアクセス解析サービス「Google Analytics」のベースとなっている製品。親しみやすいインターフェイスで簡単に操作できるのが特長。自社サーバーでの運用を想定しているためセキュリティも万全という。

　有料版のメリットとしては、解析条件に制限があったり、ログの所有権放棄が使用条件だったりする無料版よりも、コンプライアンス面で優れるとしている。

　サーバーログ型の構成で、100種類を超える多彩なレポートや細かな分析が可能な豊富な分析機能を備える。新版で64ビットOSに対応し、より大規模で大容量な解析も可能となった。膨大な過去データの解析や多角的な解析評価、障害復旧時における再解析などを、スピーディに行えるという。

　価格は、ライセンス費用が80万円、年間保守費用が16万円。1ライセンスで最大1000ドメインまで解析でき、ページビュー数やプロファイル数による制限がない、シンプルな価格体系も特長の1つとしている。