JBAT、システム間のデータを容易につなげる情報連携支援ソリューション「Qanat2.0」


 JBアドバンスト・テクノロジー株式会社(JBAT)は11日、情報連携支援ソリューション「CustomerVision Qanat2.0」を発表した。

 Qanat2.0は、企業内に存在するさまざまなシステムデータを抽出・加工し、ほかのシステムとのデータ連携を行うことに特化したソリューション。データ項目のドラッグ&ドロップとデータの整形を指示するアイコンを使って、直感的に操作できるほか、データの内容によって出力先を振り分けるなどの簡単な操作で、特殊な知識がなくともデータ加工が行えるという。

 また、扱う項目が増えると項目ごとの関係が把握しづらくなるデータ定義についても、選択した項目のみ強調されて表示されるなど、使いやすさにこだわって製品化された。

 加えて、IBM iのデータ、Oracle Database、SQL Serverなどのデータベース製品、ExcelファイルやCSVファイルといったユーザーが作成したデータなど、多くのデータを有効活用できる点も特徴。このほか、スケジュールによる実行や他システムからのリモート実行、さらには複数の転送を連続して実行するタスク機能も備えている。

 なおQanat2.0は、日本ビジネスコンピューター(JBCC)をはじめとするJBグループで販売を行い、初年度は100本の販売を目指している。

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(石井 一志)
2011/1/12 17:30