NEC、au網対応のRFID携帯とモバイルクラウドサービスを3月提供


 NECとKDDIは、3周波数帯に対応したRFID機能を搭載した携帯電話を利用したモバイルクラウドサービスを3月にも提供する。

 NECとKDDIでは、3周波数対応RFIDを搭載した携帯電話を使ったモバイルクラウドサービス基盤の開発を共同で進めてきた。今回、auのインフラを利用して共同でサービス展開するための業務提携を行った。

 サービスは、商品などに付けられたRFIDタグを対応する携帯電話にかざすと、利用者がさまざまなアプリケーションサービスを簡単に受けられるというもの。営業スタッフや保守スタッフの業務支援や、一般社員の日常業務をサポートするソリューションになるという。

 業務提携によって、NECがサービス基盤の構築、運営、販売を担当する。NECはKDDIのネットワークをMVNOとして利用し、RFID向けのクラウドサービス基盤「BitGate」に加えて、通話機能を含む3G回線をセットにRFID機能搭載携帯電話なども一括して提供する。

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(津田 啓夢)
2011/1/11 17:34