デル、Sandy Bridgeを搭載したハイスペックPC新4機種
Alienware M17x |
Alienware Aurora |
デル株式会社は11日、第2世代Coreプロセッサー・ファミリーを初搭載したPC新4製品を発売した。
リリースしたのは、個人向けゲーミングノートPC「Alienware M17x」とゲーミングデスクトップPC「Alienware Aurora」、ハイパフォーマンスデスクトップPC「XPS 8300」、および中堅・中小企業(SMB)向けデスクトップPC「Vostro 460」の計4機種。
Alienware M17xは、クアッドコアの第二世代Core i7、NVIDIA GeForce GTX 460Mなどを搭載可能な17型フルHD液晶ゲーミングノートPC。3D対応液晶搭載モデルも用意している。価格はCore i7-2720QM、4GBメモリ、750GB HDD、AMD Radeon HD 6870Mの構成で20万9980円。NVIDIA GeForce GTX 460Mと3D対応液晶に拡張した場合で23万9980円。
Alienware Auroraは、クアッドコアの第二世代Core i5/i7、NVIDIA GeForce GTX 460×2枚などを搭載可能なミッドタワー型のゲーミングデスクトップPC。電源容量を875Wに標準化し、ハイエンドでパワフルなニーズに応える。カラーバリエーションとして新たにダーククロームカラーを展開するのも特徴。価格はCore i5-2500K、4GBメモリ、1TB HDD、NVIDIA GeForce GTX 460の構成で14万9980円。Core i7-2600K、AMD Radeon HD 6870に拡張した場合で16万9980円。
XPS 8300は、クアッドコアの第2世代Core i5/i7、ATI Radeon HD 5770などを搭載可能な個人向けハイパフォーマンスPC。ブラックカラーのスタイリッシュなデザインを採用したミニタワーモデルで、Core i7を搭載した従来製品「Studio XPS 8100」と比べて、最大24%の性能向上を実現した。優れた動画性能と3D出力対応環境を備えるほか、電源容量を460Wに拡張し、オプションでUSB 3.0もサポートする。価格はCore i5-2400、4GBメモリ、500GB HDD、ATI Radeon HD5450の構成で7万9980円。Core i7-2600、8GBメモリ、1TB HDDに拡張した量販店向けモデルもオープン価格で展開する。
Vostro 460は、クアッドコアの第2世代Core i5/i7を搭載可能なSMB向けミニタワーPC。こちらもCore i5搭載の従来モデル「Vostro 430」と比べて、24%の性能向上を実現。HDD容量も最大3TBに拡張可能にし、電源容量を350Wに増強している。これにより、データマイニングや財務モデルの作成、ビデオや画像ファイルの編集作業など、高度な処理能力が要求されるSMBのニーズに応えるという。価格はCore i5-2400、1GBメモリ、320GB HDDの構成で7万4980円から。
デルでは「コンシューマとSMBのニーズが似通っていることから、これまで重複した製品も存在していた。これを統合することでシナジーを発揮し、規模のメリットによりお客様へ利益還元したい」(同社)との考えから、2010年11月よりコンシューマ部門とSMB部門を統合した。今回は、その新体制による製品展開の第1弾。「第2世代Coreプロセッサー・ファミリーを搭載した4機種で、最新テクノロジーをいち早く、魅力的な価格で提供する」としている。