日立電サがトレンドマイクロと協業、SaaS型のサーバー診断・監視サービスを開始


 日立電子サービス株式会社(以下、日立電サ)は11日、トレンドマイクロ株式会社とサーバー向けセキュリティソリューションで協業を開始したと発表した。この協業に基づき、日立電サでは、SaaS型の「Webサイトプロテクションサービス」を提供する。

 このサービスは、サーバー診断と監視を組み合わせたSaaS型のサービス。診断では、診断サーバーのぜい弱性を診断する「サーバ診断」、サーバー上で稼働するアプリケーションを診断する「Webアプリケーション診断」、サーバーの運用・管理面から診断する「運用診断」を提供する。

 また監視については、トレンドマイクロの総合サーバーセキュリティソリューション「Trend Micro Deep Security」を活用して、「不正侵入防御」「Web アプリケーション保護」「変更(改ざん)監視」の機能をSaaS型で提供。日立電サが24時間365日監視を行い、万一改ざんなどの被害が発生した場合でも、いち早くユーザー企業の管理者へ通知するため、被害の拡大を防止できるとのこと。なお、保護を受けるサーバーには、ソフトウェアエージェントを導入する必要がある。

 価格は、診断サービスが31万5000円から、監視サービスが8万9250円/月から。

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