ソニックウォール、“アプリの可視化と制御”を備えた最上位UTM


 ソニックウォールは6日、インターネットの利用状況を認識できるOSを搭載したUTM最上位機種「SonicWALL E-Class Network Security Appliance(NSA) E8500」を発表した。

 「SonicOS 8.5 英語版」を搭載した新製品。同OSは、アプリケーショントラフィックを認識し、リアルタイム分析、帯域監視、管理が可能な「アプリケーションの可視化と制御」機能を備えている。

 すべてのアプリケーショントラフィックを可視化し、リアルタイムに帯域幅の利用状況を確認できるダッシュボードと分析ツールが統合されており、「IT管理者はビジネスに無関係なアプリケーションの利用を禁止し、ネットワークが不当に占有されるのを防げる」(同社)。

 コンテンツフィルタ機能も強化され、Webサイトの分類とアプリケーション識別の両方を利用したさまざまなアプリケーション帯域幅の管理ポリシーを定義することが可能。

 この新OSは、まず最上位機種のNSA E8500に搭載され、同日より受注が開始される。それ以外にも、Mysonicwall.comからダウンロードすれば、すべてのNSAシリーズ、NSA E-Classで利用できる。

 NSA E8500の価格はオープンプライス。

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