ビック東海、1GBあたり月額45円のファイルサーバーサービス


 株式会社ビック東海は21日、ネットワーク経由でファイルサーバーを利用できる法人向け「OneOffice クラウドファイルサーバサービス」を発表した。2011年1月より提供する。

 同社データセンターで管理されたファイルサーバーをネットワーク経由で利用できるサービス。情報セキュリティ規格のISO27001と、ITサービスマネジメント規格のISO20000をダブル認証取得している信頼性が特徴。

 ファイルサーバーの運用管理をはじめ、強固なセキュリティ、日時バックアップ、使用状況の確認ができる専用ポータルサイトを提供。ファイルサーバーに特化した機能と運用サービスを提供することで、自社運用と比べて運用コストを削減する。

 基本サービスとして、データの増加に合わせて容量を柔軟に拡張できる「高可用・高拡張性」、1日1回・7世代分の「バックアップ」、既存のユーザー権限をそのまま利用できる「Active Directory連携」、Windowsイベントログファイル形式の「アクセスログ管理」、「専用ポータルサイト(近日リリース予定)」を提供。

 オプションサービスとして、ファイルアクセス時の「リアルタイムウイルスチェック」、既存ファイルサーバーからの移行を支援する「データ移行サービス」、災害対策も可能な「遠隔バックアップ(近日リリース予定)」、「ファイル検索サービス(同)」を提供する。

 価格は、1TB以上の場合で1GBあたり月額45円。「同等の機能を有したファイルサーバーサービスの中では、業界トップクラスの低価格」(同社)とするほか、100GB単位で容量の追加・拡張が可能なため、必要なときに必要な分だけ利用できる点を訴求する。

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(川島 弘之)
2010/12/21 15:05