SCS、ポータブル型の大容量キャプチャ/ネットワークアナライザ


NIKSUNポータブル

 住商情報システム株式会社(SCS)は10日、ポータブル型大容量キャプチャ/ネットワークアナライザの新製品「NIKSUNポータブル」を発売した。

 同製品は米NIKSUNが開発する、持ち運び可能なネットワークアナライザ。従来の設置型モデル「NetVCR/NetDetector」の分析機能をすべて継承し、さらに下記の特徴を兼ね備えたのが特徴。

 特徴としては、高速ネットワークの通信記録に対応し、内蔵された大容量ストレージ(標準で約2TB)に長時間の記録できる。8.85kgの端末を持ち運びながら、シンプルな操作で、ネットワークのモニタリングや通信の分析が行える。この高可搬性・機動性により、現場で発生した問題に迅速に対応できる。また、OSは専用のものを採用し、脆弱性を排除している。

 SCSでは、通信事業者、データセンター事業者、セキュリティ事業者、官公庁、金融期か、EC事業者などを中心に、一般企業も含め販売を強化し、今後1年間で3億円の売り上げを目指す。

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