SAPジャパン、業界別のビジネス分析ソリューション


 SAPジャパン株式会社は9日、業界別のニーズに対応するビジネス分析ソリューション「SAP BusinessObjects analytic applications」を発表した。小売・卸売業向け、金融業向け、ヘルスケア向けのアプリケーションを2011年第1四半期より順次提供する予定。

 同ソリューションは、SAP BusinessObjectsをベースに業界ごとのデータモデル、インターフェイス、レポートなどをあらかじめテンプレート化した製品。導入期間が最短で8週間からと短期間なのに加え、SAPおよびSAP以外のシステムから構造・非構造データを分析できる設計となっている。

 SAPは「さまざまな業界で意志決定の迅速化が求められている。同ソリューションは、業務に必要な洞察力やベストプラクティスを提供することで、それぞれの業界別にカスタマイズしやすく、優れた意志決定を行うための価値を提供する」としている。

 2011年第1半期より、小売・卸売業、金融業、ヘルスケア向けに順次提供する。それぞれの業界にある企業のファイナンス、営業、マーケティング、リスク査定、患者管理、顧客満足などの分野における専門的な課題に対応するとのこと。

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