NRIセキュアがDLP管理サービス、「TrueDLP」の導入設計・構築・運用を支援
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下、NRIセキュア)は7日、情報漏えい防止(DLP)管理サービスの提供を開始した。米CODE GREEN NetworksのDLP製品「TrueDLP」を採用し、導入設計、構築、運用までワンストップに支援する。
TrueDLPは、ネットワークとエンドポイントからの情報漏えいを防止し、機密情報がどこにあるかを探し出すディスカバリ機能も備えたDLP製品。NRIセキュアの管理サービスでは、TrueDLPの導入設計、構築、運用までを支援する。
まず、導入先における機密情報を定義し、データ保護ポリシーを作成した上で、複雑なDLPの設定や各種のチューニングを行う。その後は、24時間365日の稼働監視と障害対応を実施し、アフターフォローやアドバイスも行う。これらにより、DLPの導入が容易になるほか、運用の手間も削減し、ネットワーク経由で重要な情報が流出するのを阻止できる。
最小構成で、初期費用が280万円(税別)、月額費用が26万円(同)から。加えて、利用者数に応じて毎月ライセンス費用が発生する。今後はNRIセキュアが別途提供している情報資産の識別・整理ソリューション「SecureCube/Labeling」とも連携し、社内のOffice文書の情報漏えいを防止する仕組みも提供する予定。同社では2年後に年間3億円の売り上げを見込む。