日立ソリューションズ、クラウド型のテレビ会議多地点接続サービス
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株式会社日立ソリューションズは6日、クラウド型で提供するテレビ会議多地点接続サービスを開始した。導入企業の利用者数に応じた定額サービスとして提供する。利用者側はインターネットを介して、社内、社外、顧客先、出張先といったロケーションや、テレビ会議システムの機種を意識することなくコミュニケーションが可能になる。
同サービスは、RADVISON Japanのテレビ会議システム「SCOPIA」を用い、日立ソリューションズのセキュリティ技術を組み合わせて提供する、クラウド型のテレビ会議多地点接続サービス。テレビ会議システムや多地点接続装置の自社購入・運用・保守の必要がなく、定額の月額費用で利用できる。
サーバーは「ISO 27001」認証を取得したデータセンター上のセキュアなネットワークに配置しながら、ファイアウォールトラバーサル機能により、インターネットを介したサービスを実現。標準規格H.235 AES暗号化もサポートし、高度なセキュリティを確保したとする。
インターネットを介しての接続となるため、専用端末を持たない顧客先や外出・出張中のメンバーでも、PCから自在に会議へ参加できる。PCの接続により、画像・音声のみならず、資料共有も可能。同サービスを介すことで、異なるメーカーのテレビ会議装置間の接続も可能となる。
対応テレビ会議端末は、Polycom HDX Series v2.5以降、LifeSize V4.1以降、Sony PCS-G70/PCS-XG80ほか、TANDBERG MXP Series/Edge Series、Aethra X5/X7。PCで利用する場合は、Window XP IE 6.0 SP2/IE 7.0/IE 8.0、Windows 7 IE 7.0/IE 8.0に対応する。
月額費用は同時利用1台あたり4万2000円、初期費用が10万5000円。