サイオス、NotesとGoogle Appsを共存させるサービス


 サイオステクノロジー株式会社(以下、サイオス)は1日、既存のLotus Notesユーザー向けに、Lotus NotesとGoogle Appsを組み合わせた新たなグループウェア環境を実現するサービスを発表した。

 同サービスは、グループウェアのライセンス費用や管理者負担を軽減したいというニーズを、NotesとGoogle Appsの共存環境への移行により解決するもの。現在利用中のNotes環境を分析した上で、メールなどの主な機能をGoogle Appsに移行し、Notesで作成した既存のアプリケーションは必要に応じてWebベースのNotesサービスに移行する。

 Google AppsとNotesの長所を組み合わせることで、「機能面では、メールのクラウド化などにより従来より高いユーザビリティを実現。コスト面では、Webベースのサービスへの移行により、Notesのライセンス費用などの導入費用を約50%削減できる」(同社)としている。

 加えて、サイオス独自のテクノロジーにより、Google AppsとNotes間でのID連携や、WebベースのNotesサービスからGoogle Appsへの直接ログインを実現。シームレスな利用環境を提供する。

 サイオスでは今後3年間で200社への導入をめざす。

移行イメージ
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(川島 弘之)
2010/12/1 17:21