アライドテレシス、エッジ向け高機能シャーシスイッチ「SwitchBlade x3100シリーズ」
2層ネットワーク「Two Layerソリューション」を発表
アライドテレシス株式会社は29日、大規模エンタープライズ、ネットワークサービスプロバイダーに向けたネットワークソリューション「Two Layerソリューション」を発表した。また同時に、同ソリューションの新製品として、エッジスイッチ「SwitchBlade x3100シリーズ」を発表。12月下旬より出荷を開始する。
Two Layerソリューションは、コアスイッチとエッジスイッチの2階層で構成されるネットワークソリューション。従来の3階層モデルで提供されていたディストリビューションスイッチを省略した上で、エッジスイッチを高機能化し、ネットワーク構成をシンプル化する。
そのエッジ側のスイッチとして提供される「SwitchBlade x3112」は、7U 12スロットのシャーシ型スイッチ。電源、FAN、CPUの二重化に対応しているほか、800Gbpsのスイッチングファブリックを備え、Gigabit Ethernet(GbE)を最大240ポート、10GbEであれば最大40ポート収容することができる。
さらに、SBx3112をエッジスイッチとして用い、端末を直接収容することにより、物理的セキュリティを強化可能。さまざまなイーサネットデバイスを収容可能であり、回線種別の変更やポート拡張にも、ラインカードの増設・変更のみで容易に対応できるとのこと。
加えて、マネージメントカードであるコントロールファブリックカード「AT-SBx31CFC」は、コンフィグ・FDB・IP Host Table のみならず、STPやEPSRといったL2トポロジーを同期する機能を備えており、コントロールファブリックカードが故障した場合でもL2トポロジーが維持可能なため、50ms以下での切り替わりを実現するとしている。