Twitterから世評を分析できるCRMソリューション「MA3+SOCIAL」


 株式会社ユラスは22日、Twitterのつぶやきから世評と施策の相関を可視化するCRMソリューション「MA3+SOCIAL」の提供を開始した。

 同社によれば「企業でのソーシャルメディア利用が広まる中、特にTwitterは自社製品・ブランドのリアルタイムな評判を知るのに最適なメディアとされているが、ツイート内容を分析できている企業は少なく、自社のCRMとTwitterアカウントとの連携も進んでいないため、キャンペーン情報などの話題拡散ツールにとどまっているのが現状」という。

 MA3+SOCIALは、Twitterの内容を「セマンテック解析エンジン」を利用した文脈単位の「コンテキストマッチ」で評価。自社製品の世評をポジティブ/ネガティブの5段階に分類・グラフ化する。Twitterアカウントを同社CRM製品「MA3」と連携させることも可能で、CRMに登録された顧客へ効果的なマーケティング施策と、その費用対効果(ROI)を時系列で管理し、相関を可視化できる。

世評を5段階に分類

世評と施策の相関を可視化

 このほか、TwitterからMA3会員への誘導のためのランディングページを生成可能。MA3からツイートすることで、ハッシュタグと短縮URLを付与し、Twitterによる施策を管理できる。また、Twitterから誘導されたMA3に登録した会員は、Twitterアカウントとのひも付けが可能となり、MA3+SOCIALのグラフ上から特定のアカウント属性に条件を絞り込んでの評判分析も可能という。

 価格は、10万会員で月額96万円(税別)から。

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(川島 弘之)
2010/11/22 17:00