NTTアイティ、iPadやMac OS、Android端末からも利用できるASP型リモートアクセスサービス


 NTTアイティ株式会社は14日、マルチOSで利用できるASP型のリモートアクセスサービス「マジックコネクトMOSサービス」を発表した。10月21日より販売を開始する。

 NTTアイティでは、Windows PCだけでなく、iPad、スマートフォン、Macなどから利用できる、企業内設置型のリモートアクセスソリューション「マジックコネクトMOS」を販売しているが、今回提供するマジックコネクトMOSサービスは、これをASP型にしたもの。1アカウントから契約できる手軽さが特徴で、新たにAndroid端末にも対応している。

 ASP型であるため、サーバーを用意する必要がないほか、企業のネットワーク変更も不要で、容易な導入が可能。また、社内のPC、サーバーのWindowsファイアウォールでリモートデスクトップの直接接続を禁止すれば、マジックコネクト経由でしか接続できなくなるため、社内からのなりすましログオンを阻止できるメリットもあるという。

 さらに、社内ファイルのダウンロード、コピー&ペースト、社外プリンタへの出力を禁止できるほか、Wake On LAN機能によって、社外から社内のPCの電源投入も可能とのこと。

 利用にあたっては、まず、手元の端末からMOSサーバーにアクセスし、ワンタイムパスワード(OTP)トークンを用いて、OTP認証を実施。その後、自動的にマジックコネクトサーバーに接続され、自席のPCやサーバーへWindowsログオンを行うと、社内で行うすべてのPC業務を、社外から利用できるようになる。

 価格は、初期費用が2万1000円/アカウント、年間使用料が3万1500円/アカウント。

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