シーエフ・カンパニー、Windows Mobile搭載の業務用PDA


 シーエフ・カンパニーは、Windows Mobile 6.1を採用した業務用途のPDA「SoMo650」シリーズの販売を開始した。

 「SoMo650」は、業務での利用を想定した米Socket Mobile製PDA。Windows Mobile 6.1 Classic採用で、電話機能は用意されていない。Wi-Fi(IEEE 802.11b/g)とBluetooth v2.0 + EDRをサポートする「SoMo650」、Wi-Fi/Bluetooth非対応の「SoMo650 DX」、抗菌対策を施した「SoMo650 Rx」の3モデルがラインナップされる。それぞれのモデルでは、内蔵メモリの違いで1GB版、256MB版が用意される。CPUはIntel PXA270(624MHz)で、本体左側面/右側面には「プログラマブルアクションボタン」が用意される。

 大きな特徴として、低消費電力設計が挙げられており、Wi-Fi機能を使っていても約9時間以上、連続動作する。いずれのモデルもCF カードスロットやSDカードスロットで機能拡張もでき、バーコードリーダーなど周辺機器用アプリが組み込まれている。シーエフでは、SoMo650で利用できる周辺機器として、バーコードリーダーやモバイルプリンター、GPSレシーバー、RFIDリーダーなどを紹介している。

 大きさは74×127×25mm、重さは204g。3.5インチ、240×320ドット、6万5000色表示のTFTタッチパネルディスプレイを装備する。同社Webサイトでの販売価格は7万1925円(SoMo650、256MB版)~となっている。

左から「SoMo650」「SoMo650 DX」「SoMo650 Rx」
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(関口 聖)
2010/10/12 15:16