日本セーフネット、最新環境をサポートしたディスク暗号化ソフト新版


 日本セーフネット株式会社は23日、Windows環境向けのディスク暗号化ソフト新版2製品を発表した。Windowsクライアント向けの「ProtectDrive 9.2」と、Windows Server対応の「ProtectDrive for Servers 9.2」を同日より販売開始する。

 ProtectDriveは、ディスク上のデータを暗号化し、盗難や紛失の際のデータ漏えいを防止するソフト。Windows起動前にProtectDriveのログイン認証画面を表示し、適切な方法で認証された場合にのみ、暗号化されたディスクからWindowsを起動することができる。内蔵ディスクのみならず、USBフラッシュメモリ、USB接続外付けHDDの暗号化にも対応するほか、ProtectDrive for Serversは、ハードウェアRAIDもサポートした。

 利用にあたっては専用管理サーバーは不要で、Windowsの1アプリケーションとしてインストールし、設定ツールからディスク暗号化などの各種設定を行う仕組み。また、企業内での一括一括集中管理・設定ができるよう、Active Directoryを使用した設定配信機能も用意されている。

 ProtectDrive 9.2では64ビット版Windows 7に、ProtectDrive for Servers 9.2ではWindows Server 2008 R2に対応したのが強化点で、最新環境での利用が可能になった。

 価格は、ProtectDrive 9.2が1ライセンスあたり1万9000円(税別)、ProtectDrive for Servers 9.2が12万円(税別)。いずれも、別途年間保守が必要となっている。

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(石井 一志)
2010/8/23 13:00