シスコ、平井康文副社長が社長に昇格


代表執行役員 社長に就任した平井康文氏(副社長時代の記者発表会より)

 シスコシステムズ合同会社(シスコ)は18日、同日付で、現副社長の平井康文氏が代表執行役員 社長に就任したと発表した。現社長のエザード・オーバービーク氏は引き続き、アジア太平洋地域ならびに日本地域のプレジデントを務め、平井新社長も継続してオーバービーク氏にレポートするという。

 平井氏は、2008年3月にシスコへ入社し、副社長として、エンタープライズ、公共部門、ミッドマーケット事業部門を統括。シスコ入社以前は、マイクロソフト株式会社の執行役専務としてエンタープライズビジネスを担当していたほか、日本アイ・ビー・エム株式会社で、経営戦略、通信産業事業、ソフトウェアグループなどのマネージメント職に、20年にわたって携わっていた経験を持つ。

 シスコでは今回の人事に関して、「この新たな職務を担い、シスコの日本におけるプレゼンスをさらに高めることができるリーダーとして、平井氏は適任。日本市場とビジネス需要に関する豊富な経験は、革新的なビジネス&テクノロジーアーキテクチャを通してトータルICTソリューション プロバイダーとしてのシスコの役割をさらに強固なものにする上で役立つだろう」とコメントしている。

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(石井 一志)
2010/8/18 14:55