ネットワールド、仮想アプライアンス製品の一覧サイトを公開


 株式会社ネットワールドは17日、仮想アプライアンス製品を提供しているベンダーがひと目で分かる一覧サイトをオープンした。

 「物理マシン+OS+アプリケーション」が一体型で提供される物理アプライアンスに対して、「仮想マシン+OS+アプリケーション」が一体型で提供されるのが仮想アプライアンス。構築や開発・検証の工数が短縮でき、迅速に展開できるメリットから注目を集めているモデルで、製品リリースや実際の導入も相次いでいる。

 しかし、仮想化導入ユーザーやクラウド事業者がいざ仮想アプライアンス製品を検討する際、どのベンダーがどんな仮想アプライアンス製品を提供しているのか、あるいはどのように利用できて、どのようなメリットがあるのかといった情報を収集するのは困難な状況という。そこで仮想アプライアンス製品について、必要な時に最新情報を一元的に収集できるWebサイトを立ち上げた。

 ネットワールドでは、ベンダー側にとっても顧客に情報を提供でき、販促に役立てられるとし、随時情報掲載を受け付けるとともに、仮想アプライアンス製品化への取り組みを支援する仮想化教育・検証プログラムも用意するとしている。

 なお、すでに約30社の仮想アプライアンス製品が、ネットワールド経由で購入可能となっている。

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(川島 弘之)
2010/8/17 13:22