NOS、中堅企業向けクラウドサービスを体系化、BizCITYで3種のサービスを開始


開始するサービスの概要

 日本オフィス・システム株式会社(NOS)は30日、開発から運用までのクラウド関連サービスを体系化し、「FineCrewクラウド・サービス」として提供を開始した。

 「FineCrewクラウド・サービス」は、クラウド上での業務用アプリケーションの開発・提供や、クラウド上のシステムの運用・保守、環境構築、最適なクラウドベンダー・システムの選択など、中堅企業向けのクラウド関連サービスを体系化して展開するサービス。

 NOSでは、クラウドコンピューティング技術に特化したスペシャリスト、各クラウドベンダー、SE/営業などからなる「FineCrewクラウド・サービス移行センター」を設立。顧客に提供する最適な製品構成とサービス形態を検証し、提供していくとしている。

 「FineCrewクラウド・サービス」の第一弾としては、NTTコミュニケーションズの「BizCITY」をクラウド基盤として採用した3種類のサービスメニューの提供を開始した。

 サービスは、小規模なウェブコンテンツを対象としたホスティング「Webコンテンツサービス」(初期費用25万円~。月額費用4万円~)、バックアップシステムをクラウド上に構築する「バックアップセンターサービス」(初期費用25万円~。月額費用3万5000円~)、クラウド上とオンプレミスのハイブリッドな環境で稼動するシステムを一元的に監視する「リモート監視サービス」(初期費用15万円~。月額費用2万5000円~)の3種類。

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(三柳 英樹)
2010/7/30 13:38