アライドテレシス、省エネ機能を備えた5ポートGbEスイッチ「GS905L V2」


CentreCOM GS905L V2

 アライドテレシス株式会社は12日、5ポートのGigabit Ethernet(GbE)対応レイヤ2スイッチ「CentreCOM GS905L V2」を発表した。7月16日から出荷を開始する。価格は1万1800円(税別)。

 GS905L V2は、1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×5ポートを搭載した、ベーシックなレイヤ2スイッチ。従来製品「GS905L」と比べて、最大で35.2%の電力削減を達成しているのが特徴で、リンクダウン中のポートは自動的に電力消費が抑えられる仕組みが導入されており、効率的な省エネを実現するという。また、動作時温度50℃にも対応し、高温環境下への設置にも対応する。

 さらに、802.1X認証を行っているレイヤ2/3スイッチと端末の間に設置しても、正常に認証を行えるEAP認証透過機能、スパニングツリーの段数制限の対象にならずにスパニングツリー構成を拡張できるBPDU透過機能を搭載。このほか、ストレート/クロスケーブルを自動判別するMDI/MDI-X自動切り替え機能、全ポートで速度とHalf/Full Duplexを最適に設定するオートネゴシエーション機能、過度なトラフィックが発生しても正常な通信を維持するフローコントロール機能などを備えた。

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(石井 一志)
2010/7/12 13:39