デンソーウェーブ、ICカードを利用した「勤怠管理クラウドサービス」


 株式会社デンソーウェーブは29日、サーバー設置型(オンプレミス型)で提供してきた勤怠管理システムを、「勤怠管理クラウドサービス」としてクラウド型で9月より販売すると発表した。利用料金は、200人以下規模の契約の場合で1人あたり月額500円。

 今回リリースする「勤怠管理クラウドサービス」は、サーバーを社内に設置しないクラウド型として提供。サーバー購入費が不要で、保守メンテナンスのための専任システム管理者も不要となるため、従来のサーバー設置型と比べ、導入時のコストが低減できるとしている。

 「勤怠管理クラウドサービス」の勤怠管理システムは、三井造船システム技研株式会社様の「TIME-3」をベースに、使いやすく改良を加えたアプリケーションソフトを採用。勤務実績データも1年蓄積できる。

 利用料金は、200人以下規模の契約の場合は1人あたり月額500円(打刻端末込みの場合700円)、200人以上規模の契約の場合は1人あたり月額400円(打刻端末込みの場合600円)を予定。

 「勤怠管理クラウドサービス」については、7月7日から7月9日までの3日間、東京ビッグサイトにて開催される「第5回オフィスセキュリティEXPO」のデンソー東京、デンソー、デンソーウェーブの共同ブースでの展示する予定。デンソーウェーブでは勤怠管理以外にも、食堂キャッシュレスやセキュリティシステムなどの展示を予定している。

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(工藤 ひろえ)
2010/6/29 13:51