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東京エレクトロン デバイス、デバイスやアプリケーションの開発からデータ解析・分析までを提供するサービス

 東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)は26日、企業がIoTを活用したサービス開発を検討する際に必要となる、デバイスやアプリケーションの開発から、データ解析、分析までをワンストップで提供するサービス「TED Real IoT」を発表した。

 TEDによれば、IoTを活用したサービスを実現するには、「アイデア創出」「具現化」「ビジネス化」の3つのステップが必要となるとのことだが、今回提供するTED Real IoTでは各ステップの課題にあわせて、情報提供、アセスメント、開発支援、製品化支援などを行い、サービスの実現をテクノロジーでサポートするという。

 TEDではこれまでも、半導体製品の販売や設計・量産受託サービスを行ってきたが、今回、自社のアプリケーション開発力およびデータ解析、分析技術を組み合わせることにより、IoTに求められるデータの収集、蓄積、分析、活用支援までをワンストップで提供できるようにしたとのこと。

 例えば企画検討フェーズでは、有効な製品技術や事例情報を提供してIoT設計支援を行うほか、実現性の確認フェーズでは、PoC(Proof of Concept:概念実証)やプロトタイプ開発サービスを提供。さらに、最終的なビジネスフェーズに向けたプロダクション開発までサポートするとしている。

石井 一志