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D-Link、PoE+給電対応スイッチのエントリーモデル発売、8ポート/26ポート

 ディーリンクジャパン株式会社(D-Link)は21日、Gigabit Ethernet(GbE)スイッチ「DGS-1100」シリーズにPoE+給電対応の2モデルを追加、販売を開始した。内蔵LAN端子が8ポートの「DGS-1100-10MP」は7万9800円、26ポートの「DGS-1100-26MP」が12万8000円(いずれも税別)。

「DGS-1100」シリーズ

 DGS-1100シリーズは、D-Linkスイッチ製品の中でエントリーモデルに位置付けられている。全体的に機能も抑えられているが、ポートミラーリングやVLANなど最低限のレイヤ2機能を備える。

 新モデルの「DGS-1100-10MP」は1000BASE-T対応のLAN端子を8ポート、SFPを2スロット搭載。全LAN端子がPoE+に対応しており、1ポートあたり30W、スイッチ全体で最大130Wの給電が可能となっている。本体サイズは280×180×44mm(幅×奥行き×高さ)、重量1.83kg。

 もう1つの「DGS-1100-26MP」は給電対応の1000BASE-T端子を24ポート、給電非対応1000BASE-TないしSFPとして利用可能なコンボ端子を2ポート内蔵している。1ポートあたりの最大給電能力は30W、スイッチ全体でのPoE給電能力は最大370W。本体サイズは440×290×44mm(幅×奥行き×高さ)で、重量3.81kg。

 なお、両機種とも、15.4Wの給電であれば全ポートへの同時給電が可能としている(DGS-1100-26MPのコンボ端子を除く)。

森田 秀一