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レッドハット、高負荷ワークロード向けにパフォーマンスなどを強化した「Red Hat Enterprise Virtualization 3.6」

 レッドハット株式会社は18日、仮想化基盤ソフトの新版「Red Hat Enterprise Virtualization 3.6」を提供開始すると発表した。高負荷Linuxワークロード向けに、パフォーマンス、スケール、およびセキュリティの向上を提供するという。

 Red Hat Enterprise Virtualizationは、オープンソースベースで開発されている仮想化環境管理ソフト。KVM上で利用する複数の仮想環境を統合管理できる。

 今回の新版ではホットプラグメモリをサポートし、アプリケーションの実行を中断することなく、より多くのメモリをオンザフライで与えられるようになった。また、管理者が物理アダプタまたはデバイスを仮想マシンに直接アサインできるようになったため、グラフィックおよびネットワーク集約的なコンピューティング環境において、ベアメタルに近い性能を実現できるとしている。

 さらに、システム管理ソリューションのRed Hat Satelliteとの統合を通じ、仮想化された環境全体にわたり、パッチリリースのプロセスを合理化。Red Hat Enterprise Virtualizationのインターフェイス経由で、ストレージ、CPU、サーバー、HDDの性能に関する問題など、外部システムヘルスイベントに対する可視性も提供する。

 このほか、VMwareからの移行も簡易化される。具体的には、vCenterに直接接続することによってRed Hat Enterprise Virtualizationに移行するクリティカルなLinuxワークロードを特定し、シンプルなクリックによる手順でワークロードを移行できるとした。

(石井 一志)