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IIJ、ネットワークマネージメントサービス「SACM」で機能を強化した新サービスアダプターを提供

 株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は8日、サービス事業者向けにOEM提供しているネットワークマネージメントサービス「SACM(Service Adaptor Control Manager)」の対応サービスアダプターとして、新機種「SA-W2」を3月30日から提供を開始すると発表した。

 SACMは、IIJの特許技術「SMFv2」をベースとして、通信機器(サービスアダプター)をネットワークに自動接続し、遠隔から集中管理するマネージメントシステム基盤。サービスではVPNや無線LANなどの機能を「レシピ」と呼び、顧客が必要とするレシピをクラウド側からサービスアダプターへ提供する。サービスアダプター自体は無償で、顧客が利用するレシピに対して月額課金するモデルを採用している。

 新たに提供するSA-W2は、既存のサービスアダプターと比較して、PoE受電対応や無線LAN 5GHz帯対応(2.4GHz帯と同時利用可能)などの機能強化に加え、性能は約2倍に向上。海外での利用にも対応し、海外拠点を含めたネットワークの一元管理が可能になる。現時点での対応国はEU諸国とタイで、4月以降、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシア、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、香港に順次対応予定。

 利用するレシピはクラウド上で管理されているため、既存機器から交換する場合も、物理的にSA-W2に交換するだけで自動的にレシピが引き継がれ、手軽に切り替えることができる。

 6月には、ネットワーク機能を仮想化しクラウド型で提供するネットワークサービス「IIJ Ominibusサービス」の対応サービスアダプターとしても、SA-W2を提供する予定。

(三柳 英樹)