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スマートデバイスで業務用発注を行える店舗向けクラウドサービス「MOX」

 株式会社アクロスソリューションズは7日、スマートデバイスで利用できるクラウド型発注サービス「MOX(モックス)」を提供開始すると発表した。スマートデバイスはiOSとAndroidに対応し、飲食店や理美容室など、中小規模店舗における業務用仕入れ・発注作業を軽減できるという。

 MOXは、仕入れ先が受発注システムを導入していなくても、発注者が自社主導で導入できるクラウド型モバイル発注サービス。これまでは、発注者がWebでの発注を希望しても、仕入れ先が受発注システムを導入していない限り行うことができなかったが、MOXでは、発注者が主体となって自ら商品情報を登録し、ネットショップと同じような画面で業務用の仕入れ発注を行える。

 商品と仕入れ先情報をあらかじめMOXに登録し、複数の商品を選ぶだけで、複数の仕入れ先に一括して発注することが可能だ。具体的には、発注者が商品を選び発注すると、発注情報はMOXにより仕入れ先ごとに自動で振り分けられて、システムから仕入れ先にメールで連絡する仕組み。メールには、発注商品名(登録した商品名)と数量が記載されるほか、商品写真画像とCSV形式の商品リストも添付されるので、仕入れ先は少ない労力で販売管理ソフトにデータを適用させることが可能という。

 また、発注者は自分で商品情報(データベース)を作成し、仕入れ先情報とひも付けて登録できるが、専門知識がなくとも、スマートフォンで写真を撮影し、簡単に商品情報(データベース)の作成を行えるとした。さらに多店舗の場合は、店舗間で商品情報(データベース)を共有できるので、再登録の手間が不要な点もメリットとのこと。

 ラインアップには、無料で利用できるフリーアカウント(仕入れ先登録数:3社まで)と、月額500円のプレミアムアカウント(仕入れ先登録数:無制限)を用意した。商品情報を共有する機能は、プレミアムアカウントのみ利用できる。

 アクロスソリューションズでは、飲食店や理美容室など、中小規模店舗を中心とした事業者向けに訴求する計画で、今後1年間で1万件の登録を目指すとしている。

(石井 一志)