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デージーネットのスパム対策ソフト「SpamGuard」、レピュテーション機能を搭載

 株式会社デージーネットは9日、ISP(インターネットサービスプロバイダ)用に開発した迷惑メール(スパム)対策用ソフトウェア「SpamGuard」に、レピュテーションを実装するための機能を追加すると発表した。

 SpamGuardは、メールサーバーを迷惑メールから保護するためのセキュリティソフトウェア。大量にメールを送信してくる接続元を自動検知し、一時的にメールを受信しないようにするため、メールサーバーが大量の迷惑メールを受信し、処理できなくなってしまうことを防げるという。

 迷惑メール対策では、本来、特定のIPアドレスやネットワークを送信元として登録しておき、その送信元からの迷惑メールをブロックする仕組みが多い。しかし、従来行われていた方法では、IPアドレスやネットワークを特定し登録する必要があったため、日々移り変わる迷惑メール送信元の変化に対応することが難しくなっていた。

 そこで今回、過去に迷惑メールを送信したサイトのリストなどを利用し、接続元のサーバーを評価して迷惑メールをブロックするレピュテーションに対応した。この機能を利用すると、DNSBLにある送信元からのメールに制限値を設定すできる。一切受け取らない設定にすることも可能だが、流量制限を設定することで、緩やかにメールを受け取れようになる。この方法を採用すると、何らかの原因で、本来受信したいサイトがDNSBLに記載された場合であっても、必要なメールを受け取れるとのこと。

 さらに、新しく追加されたブラックリスト登録機能では、「SpamGuard」の過去の統計情報を参照し、自動的にブラックリストへ登録することが可能。ブラックリストに登録することで、一度ブロックしたサイトからの迷惑メールを効率的にブロックできるとした。また、この機能を使うと、同じユーザーがさまざまな国から短時間に認証をしようとした場合、そのユーザーを不正とみなし、ブラックリストに追加するといったことも可能になる。

 SpamGuardの価格は、1サーバーあたり年間30万円。

(石井 一志)