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資生堂がビッグデータ解析基盤を刷新、IBM製オールフラッシュ・ストレージを採用

 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は、資生堂グループの情報分析基盤刷新にあたって「POWER8」プロセッサー搭載サーバーおよびオールフラッシュ・ストレージ「IBM FlashSystem」が採用されたことを発表した。同基盤は2016年1月に全面稼働を開始。国内化粧品事業における販売データ分析などに活用される。

 資生堂は2008年に情報分析基盤を導入し、店舗販売実績をはじめとするビッグデータの分析に活用してきた。しかし、市場トレンドの急速な変化に加え、POSデータの増大への対応、オンラインショップなど別チャネルにおける販売データの統合といった新たな課題へ対応すべく、システムの刷新に着手した。

 システム構築は新日鉄住金ソリューションズと日本IBMが共同で実施。ビッグデータの高速処理を実現するため、サーバーには「POWER8」プロセッサー搭載の「IBM Power Systems S824」を採用。また、「IBM FlashSystem 840」により、本番環境をすべてフラッシュ・ストレージとした。これにより、分析処理速度は従来比で約10倍になったという。

 新基盤では、販売データ、顧客データ、市場データを一元的に集約してのデータ分析が可能となる。検索にかかる応答時間も削減されるため、分析作業がより効率的に行えるとしている。

(森田 秀一)