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ハンモック、ファイルの自動暗号化機能を強化した「AssetView」新バージョン

 株式会社ハンモックは22日、IT統合管理ソフトウェア「AssetView」の新バージョンとなるVer.8.3の提供を開始した。

 新バージョンでは、メールへのファイル添付時やUSBデバイスへのファイル書き出し時などに、自動でファイルを暗号化する機能を追加。メール添付ファイル自動暗号化では、Microsoft Outlookで送信したメールの添付ファイルを、管理者が設定した内容で自動的に暗号化する。パスワードも後から自動で送信されるため、利用者が意識する必要なく暗号化を実現する。

 USBデバイスにファイルをコピー、移動した際に自動で暗号化する機能も追加。USBデバイスを紛失した場合にも復号できないため、セキュリティリスクの軽減につながる。また、個人/機密情報ファイルを、指定した条件で検出した際に自動的に暗号化する機能が追加。利用者が暗号化を忘れていた場合でも、条件により検出された場合にはファイルが自動で暗号化される。

 暗号化に関連する設定を一目で把握することができる「暗号化ビジュアル設定」も追加されており、1クリックで設定変更も可能。さらに、レポート機能により設定内容や利用状況を報告書として出力することもできる。

 販売価格(税別)は、ファイル制御・暗号化機能であれば1ライセンスあたり2400円から(1000~1499クライアントの例)。

三柳 英樹