エクイニクスの東京データセンター、IBM SoftLayerへの直接接続が可能に

　エクイニクス・ジャパン株式会社（以下、エクイニクス）は26日、同社の東京IBXデータセンターにおいて、IBM SoftLayerへの直接接続が完了したと発表した。マルチクラウドへの接続を可能にする「Equinix Cloud Exchange」サービスを介して、SoftLayerの閉域網サービス「DirectLink」を利用できる。

　米Equinixと米IBMは2014年末に、米大陸、欧州およびアジア・太平洋全域において、SoftLayerをEquinix Cloud Exchangeから直接接続し提供する合意に達していたが、今回、東京都内のエクイニクスIBXデータセンターからの、セキュアかつダイレクトな接続が可能になった。これによりユーザーは、SoftLayerへの低遅延な接続を、安全かつより安価な環境で利用可能になったとしている。

　なお、SoftLayerへのEquinix Cloud Exchangeを介したDirectLink接続は、東京以外でも、アムステルダム、シカゴ、ダラス、パリ、シリコンバレー、シンガポール、シドニー、ワシントンD.Cで利用できる。