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IDCフロンティア、IaaS「IDCFクラウド」のエントリープランを半額に値下げ、性能は2倍に

 株式会社IDCフロンティアは22日、セルフサービス型のクラウドコンピューティングサービス「IDCFクラウド」について、エントリープランにあたる「S2」プランの料金を約半額にするとともに、サーバー性能を2倍にする仕様改定を行った。

 IDCFクラウドは、「パワフルなクラウド」をコンセプトに2014年10月に提供を開始したIaaS型のクラウドサービス。

 今回のサービス改定では、最も安価な「S1」プランの次にあたる「S2」プランについて、月額上限料金(税別)を3500円から1700円と約半額に値下げ。一方で、CPUクロックについては従来の0.8GHzから1.6GHzに引き上げ、サーバー性能を2倍に向上した。

 これにより、最も安価な「S1」(月額上限500円)と「S2」の料金差が縮まり、国内主要クラウドサービスの同クラスと比較しても価格優位性のある料金設定と、サーバー性能も強化することで、エントリークラスでカバー可能なサーバー用途の領域が拡大されるとしている。

 また、スタンダードタイプについては、シングルCPUでは最上位となる新たなプラン「S8」をラインナップに追加。月額上限料金は9100円(税別)。従量料金は1時間あたり18円(税別)。CPUクロックは2.4GHz、メモリは8GBで、従来の「S4」と「M8」の中間のプランとなる。

三柳 英樹