SaaS型ITサービスデスク「HP Service Anywhere」にビッグデータ機能を拡張

　日本ヒューレット・パッカード株式会社は24日、SaaS型ITサービス管理ソリューション「HP Service Anywhere」に、ビッグデータ機能を拡張したと発表した。

　HP Service Anywhereは、オンプレミス型ITサービス管理ソリューション「HP Service Manager software」をベースに、IT運用管理に必要不可欠な機能をSaaS型で提供するもの。今回新たに、ビッグデータ解析プラットフォーム「HP Haven」の技術を組み込むことで、サービスデスク担当者がエンドユーザーのニーズを理解し、より適切で質の高いサービスを提供することが可能となり、迅速な問題解決とカスタマーエクスペリエンスの向上を支援するとしている。

　強力な自然検索やユビキタスな知識の提供、トレンド分析機能など、HP Havenテクノロジーがサポートするビッグデータ機能により、関連するビジネスデータを意思決定に利用できるようにする。また、企業やエンドユーザーがよりよい解答をより迅速に見つけることを可能にするソーシャルIT管理機能を提供。ビッグデータを活用した調査のほか、ポータルの強化、ライブサポート、新たなアイディエーションモジュールなどを支援。集中型資産管理により、検索およびレポーティングなどの分野でIT管理の最適化を推進する。

　HP Service Anywhereの価格は、最小構成で268万5000円～（15ユーザー、12カ月から）。