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日商エレ、マイナンバー対応アウトソーシングサービス・ソリューションを提供開始

 日商エレクトロニクス株式会社(以下、日商エレ)は29日、グループ会社のエヌビーアイ株式会社とエヌシーアイ株式会社と連携の下、マイナンバー制度対応に必要な業務をワンストップで代行する事業者向けに、「マイナンバー対応BPOサービス」と「マイナンバー対応ソリューション」の販売を開始した。価格は個別見積もり。販売目標は3年間累計で15億円。

 BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)サービス事業会社のエヌビーアイと、石狩/横浜/大阪にデータセンター拠点を持つクラウドサービス事業会社のエヌシーアイを中心に、全国のBPOパートナーとのネットワークで接続したBPO基盤を活用。マイナンバー対応業務をワンストップのサービスとして提供する。

 また、日商エレ販売のスキャナー、OCR、データエントリー、BPM、文書管理製品を組み合わせて開発したBPOサービス基盤およびセキュリティ製品も「マイナンバー対応ソリューション」として販売する。それぞれの分野別に単体での販売も可能となっている。

 安全管理措置ガイドライン対応のセキュリティ対策としては、情報漏えい対策、標的型攻撃対策、ネットワークセキュリティ対策や、IDカード、暗証番号による入退室管理、監視カメラによる24時間入退室状況チェック、指紋認証システムによるデータ保管室入室者チェックを実施。預かった書類などは状況に応じて同社耐火倉書庫などで保管管理を行い、万が一の災害などに備える。

三柳 英樹