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アシスト、BRMS「Progress Corticon」をベースとした高速開発ソリューションを推進

 株式会社アシストは27日、米Progress Softwareのビジネスルール管理システム(BRMS)「Progress Corticon」と、日立のWebアプリケーションサーバー「uCosminexus Application Server」とを組み合わせ、高速開発ソリューションを推進すると発表した。

 「Progress Corticon」は、100%コーディングレスでビジネスルールの追加・変更を迅速にシステム展開できるソフトウェア。ビジネスルールをアプリケーションから独立させて管理することにより、従来型の開発では困難だった「後工程での仕様変更」を可能にするのが特徴だ。

 このため、審査や加入条件の変更が多い保険・金融業界や、料金プランの変更が多い通信業界、診療報酬ルールのように度重なる改定が予想される医療分野、電力自由化やマイナンバー制のような既存の仕組みが大きく見直されるような制度改定への対応において注目されているという。

 一方の「uCosminexus Application Server」は、ミッションクリティカル領域で多くの実績を持つWebアプリケーションサーバーで、ユーザーリクエストの急激な変動や高負荷の際にも、きめ細やかな流量制御や優先制御で安定稼働を実現する点が特徴。トラブルシュート機能を強化したJava VMを搭載し、万一障害が発生しても影響範囲を局所化したり、障害から自律的に回復したりできるなど、堅牢性の高いシステム開発を可能にするとしている。

 今回アシストでは、両製品を組み合わせ、ビジネスルールは「Progress Corticon」で管理し、アプリケーションは「uCosminexus Application Server」を基盤として構築することで、「変化への強さ」と「堅牢性」を兼ね備えたシステム基盤を実現するとのこと。

石井 一志