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グルージェントとトランスウエア、企業向けクラウドセキュリティ分野で共同展開

 株式会社グル―ジェントと株式会社トランスウエアは1日、企業向けクラウドセキュリティソリューション分野で双方の製品を連携し、セキュリティを強化するソリューションを共同展開すると発表した。

 両社では、トランスウエアのクラウド型メールアーカイブサービス「Active! vault SS」と、グルージェントのクラウド型シングルサインオンおよびアクセス制御サービス「Gluegent Gate」について、APIによる連携機能を開発した。

 「Active! vault SS」は、「Google Apps」「Office 365」のいずれの場合でも、クラウド型メールでの送受信の際に、メールデータを改変不可能な形に暗号化して保存でき、クラウド型メールサービスを安全に運用できる。

 「Gluegent Gate」は、企業内の様々なシステムに対して、一度の認証処理であらゆるリソースが利用可能となるシングルサインオン機能を提供する。「Google Apps」や「Office 365」を導入している場合でも、アカウント管理機能で一元管理が可能となり、運用管理コストの低減を実現する。

 トランスウエアとグルージェントでは、開発した連携機能により、Google AppsまたはOffice 365を利用する企業に対して、アカウント連携とセキュリティを強化するソリューション導入を推進していく。両社が共同でセミナーを展開するとともに、共同で営業を推進。今回の共同展開により、初年度10万IDの導入を目指す。

Gluegent Gate サービス概要図

三柳 英樹