キヤノン、ズーム全域で明るさ5000ルーメンのプロジェクター「WUX500」

　キヤノンは、「パワープロジェクター」シリーズの新製品として、光学1.8倍ズームの全域で5000ルーメンの明るさを実現した「WUX500」を7月中旬に発売する。店頭予想価格は62万円前後。

WUX500

　キヤノン独自の光学システム「AISYS（エイシス） 5.0」により、光学1.8倍ズームの全域でレンズの明るさを一定に保ち、広角端から望遠端まで5000ルーメンの明るさで投写が可能。

　WUXGA（1920×1200）の解像度に対応したLCOSパネルを搭載することで、格子感を抑えた高画質な投写を実現。被写界深度の深いレンズの搭載により、ピントの合う範囲が広く、凹凸のある壁面にも鮮明な投写が可能なため、プロジェクションマッピングなど幅広い用途に活用できる。

　Wi-Fi（IEEE 802.11b/g/n）に対応し、アクセスポイント経由での無線接続や、PCとの無線ダイレクト接続が可能。有線LANは、非圧縮のHD映像／音声／制御信号を1本のLANケーブルで最大100m伝送できる「HDBaseT」に対応する。

　入力端子は、DVI-I、HDMI、HDBaseT、ミニD-sub15ピン。USB端子も備え、USBメモリなどに保存したJPEG画像も投写できる。音声入出力はステレオミニジャック×3（入力2、出力1）。本体にスピーカー（5W、モノラル）も搭載する。本体サイズは約337×370×136mm。重量は約5.9kg。