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イオンイーハート、POSデータの収集・分析にインフォテリアの「ASTERIA WARP」を採用

 インフォテリア株式会社は2日、レストランやフードコート内のショップ運営を手掛ける株式会社イオンイーハートが、インフォテリアの企業向けデータ連携製品「ASTERIA WARP」を採用したと発表した。

 イオンイーハートは、売上速報などを含むPOSデータの収集や分析をより高度に行うことを目的として、データウェアハウスとしてAmazon Web Services(AWS)の「Amazon Redshift」を、データ分析ツールとして「Tableau」を採用。さらに、Amazon RedshiftとTableauのデータ連携を実現するシステムとして、ASTERIA WARPを採用し、Amazon EC2上に導入した。

 イオンイーハートでは、コストの削減とシステムの内製化が可能なツールを検討し、操作性が容易であり内製化が可能である点、国内製品で十分な実績がありサポート体制も信頼できる点、RedshiftおよびTableauの専用アダプタを有している点などを高く評価し、インフォテリアのASTERIA WARPの採用を決定した。

 イオンイーハート IT推進グループの住田氏は、「ASTERIA WARPは実績のある国内製品であったので、安心して採用することができました。他のETLツールと比べ、Amazon Redshiftへのデータ投入後もデータを様々な分析に活用できることやAWSのコントロールが可能である点についても高く評価しています。また、ASTERIA WARPは導入1カ月で新規システムの1次リリースができるほどの高速開発が可能で、多様化するデータ分析要求に合わせた仕様変更にも柔軟に対応できることから、変化の激しい我々のビジネスに大きく貢献することを期待しています。今後においても、開発スピードの超高速化を実現しIT部門の生産性の向上にも寄与するASTERIA WARPの活用範囲をより一層広げていく方針です」とコメントしている。

三柳 英樹