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AWSのクラウド基盤でPCAの業務ソフトを提供、システムサポートの新サービス

 ピー・シー・エー株式会社(以下、PCA)と株式会社システムサポート(以下、STS)は27日、Amazon Web Services(AWS)のクラウド基盤を利用し、PCAの業務ソフト「PCA Xシリーズ」を提供すると発表した。「クラウド工房 for PCA Powered by AWS」の名称で提供され、6月9日より金額固定サービスを、8月より従量課金サービスを開始する予定。

 「クラウド工房 for PCA Powered by AWS」は、PCAの業務ソフトであるPCA Xシリーズを、AWSのクラウド基盤を利用して提供するサービス。AWSの強固なクラウド基盤を利用することで、利用企業はサーバー導入や運用保守にかかわる費用の削減といったメリットが得られるという。

 サービス提供にあたっては、AWSパートナーネットワーク(APN) アドバンスドコンサルティングパートナーであるSTSが稼働検証などを行っており、STSでは今後、「クラウド工房 for PCA Powered by AWS」の導入企業に対し、初期設定などのサポートと、クラウド導入の支援などを行うとのこと。

 AWS、Windows、SQL Server Standardの利用料(税別)は、金額固定サービスの場合、初期費用が5万円、月額費用が3万9800円。従量課金サービスの場合は、初期費用が5万円、月額費用が基本料1万円+利用時間1時間あたり70円となる。またいずれのサービスについても、PCA Xシリーズの利用料(2クライアントで36万円から)が別途必要になる。

石井 一志