サイバートラスト、マイナンバー制度への企業のセキュリティ対策を支援

　サイバートラスト株式会社は、企業におけるマイナンバーの利用に際するセキュリティ対策を支援する「マイナンバー制度対応サービス」を4月から開始する。

　マイナンバーを含む個人情報は「特定個人情報」として、企業での厳格な取り扱い義務が課せられる。企業はマイナンバーの利用・保管体制やポリシー設定、セキュリティ強化が必要となり、企業にとって大きな負担になることが予想される。

　サイバートラストは、情報セキュリティサービスの技術やノウハウを活用し、企業がマイナンバー制度に対応した業務を運用するための支援サービスを提供する。

　主なサービス内容は4点。特定個人情報にアクセスする操作端末やユーザーを限定し、サーバーへの通信路を暗号化する「ネットワーク認証・暗号化通信向けサービス」。

　マイナンバーを取り扱うシステムやネットワークをサイバー攻撃から保護するため、検疫ネットワークの構築、標的型攻撃への対策、統合ログ管理・分析など包括的なセキュリティを実現する「ネットワークセキュリティサービス」。

　特定個人情報をシステムで利用・保管するために必要なセキュリティリスクアセスメント、ポリシー策定、脆弱性診断などの知見を提供する「コンサルティングサービス」。

　マイナンバーを無作為に生成した別のコード（トークン）に自動的に置き換える「マイナンバー秘匿化サービス」。

　4月から順次提供を始める。