グローバルナレッジ、「SoftLayer」トレーニングを提供開始

　グローバルナレッジネットワーク株式会社（以下、グローバルナレッジ）は、4月から「SoftLayer」のトレーニングを提供開始する。

　SoftLayerは、IBMが提供するIaaSサービスで、仮想マシンだけでなくベアメタルサーバーも時間課金で提供するなど、豊富なサービスメニューが特長。データセンター間のプライベートネットワーク通信が無料なので、災害対策用に別サイトにデータを複製するコストも最小限に抑えられる。2014年12月には東京データセンターも開設された（参考記事）。

　今回のトレーニングでは「SoftLayer Fundamentals」でSoftLayerの基本機能・実装方法を学習し、「SoftLayer Solutions Design」でケーススタディをベースに効果的な設計を学習できる。

　具体的には、SoftLayer Fundamentalsは、SoftLayerの機能について講義・デモ・演習を通じて紹介。SoftLayerで何ができるか、3層アプリケーション・フレームワークと顧客事例を使って説明する。日数は2日間。価格は15万5400円（税別）。場所はグローバルナレッジの新宿ラーニングセンターで、初回日程は4月30日～5月1日。

　一方、「SoftLayer Solutions Design」では、SoftLayer上で効果的なソリューションを設計するためのアーキテクチャ選択ができるよう、実際の実装の中で使われている手法を説明する。日数は3日間。価格は23万3400円（税別）。場所は同じで、初回日程は4月22日～4月24日。講義内容はすべて日本語テキスト・日本語とのこと。

　米Global Knowledge Training LLCでは、SoftLayerに関連するトレーニングを2014年から提供している。グローバルナレッジはGlobal Knowledge Training LLCのラーニングパートナーとして、日本でSoftLayerトレーニングを提供することで、SoftLayerを使ってIT基盤を構築・運用・サポートするクラウドエンジニアの育成を支援するとしている。