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ネスレ、コーヒーマシンとBeaconが連動した「ネスカフェ アプリ」
サービス基盤に「ACCESS Beacon Framework」採用
(2015/3/27 15:10)
ネスレ日本株式会社(以下、ネスレ)は27日、コーヒーマシンとBeaconが連動した「ネスカフェ アプリ」の提供を開始。そのプラットフォームとして、株式会社ACCESSの位置連動型コンテンツ配信サービスプラットフォーム「ACCESS Beacon Framework(ABF)」が採用された。
ネスカフェ アプリ、3種類の本格カフェマシンを職場で無料使用できる「ネスカフェ アンバサダー」向けに新たに開始するBeaconと連動したサービス。バリスタに装着されたABFのBeacon端末と、バリスタユーザー向けスマホアプリが連携し、コンテンツのプッシュ配信機能やSNSを駆使したさまざまなO2Oサービスを提供する。
たとえばユーザーがバリスタに近づきコーヒーを淹れると、音を感知したスマホアプリがお得なポイント情報や占い・ルーレットといったエンターテインメント系コンテンツ、天気・マシンのお手入れ状況といった便利な情報を配信。また、社内外のバリスタユーザーとつながったり、ABFのGPS機能を使って最寄りのネスカフェ提供点を検索したりできる。対応OSはiOS 7.1以上、Android 4.3以上。
ACCESSは、ABFのスマホアプリSDK、Beacon端末、クラウド管理サービスを一括でネスレへ提供。ネスカフェ アプリへのABF連携機能の実装を支援するとともに、バリスタ専用にABFのBeacon端末をカスタマイズし、2015年3月末現在で3万個を提供した。サービス開始後も、利用者の増加に応じたBeacon端末の追加提供やサーバー運用、機能アップデートやテクニカルサポートにより、同サービスの普及促進を支援するとしている。