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USBブート型シンクライアント製品「IVEX Xexus」がEricom環境に対応

 アイベクス株式会社(以下、IVEX)は4日、自社のUSBブート型シンクライアント「IVEX Xexus」の最新モデルを発表した。最新PCで採用が進んでいるUEFIに対応するとともに、株式会社アシストが提供するクライアント仮想化ソリューション製品「Ericom」にも正式対応している。

 「IVEX Xexus」は、既存のPCにUSBキーを挿入するだけでシンクライアント化を実現する製品。USB内の専用OSが起動し、使用するPCから仮想環境へのアクセスが可能になる。対応する仮想化製品は、Citrix XenApp/XenDesktop、VMware Horizon View、2X Softwareなど。

 今回の新製品では、従来のBIOSに加えて、Windows 8.1などで利用が進むUEFIにも対応した。Windows 8世代のPCを利用している場合、UEFIを採用しているPCでは既存のシンクライアントUSBが利用できないことがあり、今回のUEFI対応によって、より多くのシーンで活用可能になったという。

 またIVEX Xexusの全モデルにおいて、イスラエルEricom Softwareが開発している「Ericom」を正式サポートし、より幅広いソリューションへの対応が可能になったとのこと。なおEricom環境では、Ericom Blazeクライアントを使った高速RDPアクセスと、Ericom AccessNow(Firefox上で動作するHTML5クライアント)を使った高速RDPアクセスに対応する。

石井 一志