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アライド、802.11a/b/g/n対応の無線LANアクセスポイント2製品

 アライドテレシス株式会社は、IEEE 802.11a/b/g/n対応無線LANアクセスポイント(AP)「AT-TQ3400」「AT-TQ3200」を3月6日から出荷する。価格はそれぞれ5万9800円(税別)、3万8800円(同)。

 両製品ともIEEE 802.11a/b/g/nに対応し、AT-TQ3400は2.4GHz帯と5GHz帯を同時に利用でき、AT-TQ3200はどちらかを選択して利用できる。IEEE 802.11nは2空間ストリームに対応し、最大300Mbpsのスループット(理論値)を実現する。

 APクラスター機能も搭載。複数のAPで1つのグループを構成し、AP間の設定情報の同期やチャンネルの自動管理も行う。複数のAPを設定・運用する際のコスト削減に寄与する。逆にバーチャルアクセスポイント(VAP)機能も備え、1台のAPを仮想的な複数のAPとして動作させることも可能。VAPごとにSSIDとセキュリティを設定でき、VAPをVLANと関連付けることで、上位ネットワーク環境を変更することなく複数のセグメントに無線LAN環境を提供できる。2.4GHz帯、5GHz帯ごとに最大16個(推奨5個以内)のVAPを作成できる。

 そのほか、PoE対応やダイナミックVLAN、隣接APの検出といった機能を備える。隣接APの検出では周囲の電波をモニタリングし、ほかのAPを検出。電波干渉発生時の迅速な対応を可能にする。

川島 弘之