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富士通、館林と明石のデータセンターに新棟を建設

 富士通株式会社は27日、主力データセンターである館林システムセンター、および明石システムセンターに新棟を建設すると発表した。IoTやクラウドビジネスを加速させる中核拠点として、東西で施設を拡張する狙いで、2015年1月より順次着工。館林システムセンター新棟は2016年4月に、明石システムセンター新棟は2016年7月に開設する予定だ。

館林システムセンターの新棟(イメージ)

 今回建設される新棟は、増加するクラウド需要やデータセンター活用のニーズに対応することが目的。両新棟にSDNなどの最新技術を実装し、いつでも、どこからでも、すぐにクラウドやネットワークのサービスを利用可能なICT環境の提供を目指すとした。いずれも免震構造を採用し、サービスレベルは最上位となるティア4相当を予定する。

 なお、館林システムセンターの新棟(C棟)は延床面積が3万9000平方メートルで、ラック数にして4000の規模を予定。明石システムセンターの新棟(F棟)は延床面積が3200平方メートル、ラック数にすると500の規模となる。

石井 一志