ニュース

アシスト、Zabbixを用いて低工数・低コストを実現する統合監視ソリューション

独自ノウハウを生かしたスタートアップサービスなどを提供

 株式会社アシストは28日、ラトビアZabbix SIAが開発しているオープンソースベースの統合システム監視ソフト「Zabbix」を用いて、「OSS統合監視ソリューション」を提供すると発表した。

 「OSS統合監視ソリューション」は、Zabbixを利用して短期間・低工数・低コストで統合監視環境を提供するソリューション。顧客企業が安心してオープンソースソフト(OSS)を利用できるよう、設計・構築から定常運用まで、アシストが独自の各種サービスを取りそろえて支援するという。価格は80万円(税別)から。

 具体的には、アシストのノウハウを用いたスタートアップサービス「Smart Start for Zabbix」を提供。Zabbixを利用したシステム監視環境の構築に際して、短期間・低工数でスタートアップができるように「システム監視のベストプラクティス化」「ガイドに沿った検討による設計・構築期間の圧縮」を支援するとした。

 また、Zabbix単独構成ではなく、アシストが以前から提供している商用の統合運用管理製品との組み合わせにより、ハイブリッド構成された構築モデルを提供する「OSS統合管理モデル for Zabbix」も用意した。従来の使いなれたインターフェイスを利用しつつ、システム監視のエンジン部分にZabbixを利用し、統合管理基盤へのシームレスな連携を実現するとのこと。価格は40万円(税別)から。

 さらに、定常運用時も顧客企業が安心して利用できるよう、アシストによる独自のサポートサービス「Zabbix監視ソリューション・サポートサービス」を提供する。インシデント制によりコストパフォーマンスを重視した「エントリ」、および、問い合わせ数無制限の「スタンダード」をラインアップしており、必要に応じて選択できる。価格は40万円(税別)から。

石井 一志