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アイテック阪急阪神、運用までをフルサポートするマネージドクラウドサービス

 アイテック阪急阪神株式会社は1日、運用・監視などを同社が請け負うマネージドクラウドサービス「i-TEC マネージドクラウド」を、同日より提供開始すると発表した。ユーザー側が用意したAmazon Web Services(AWS)のクラウドサービスや、社内のオンプレミスサーバーについても、運用管理・監視を請け負うという。

 同社ではこれまで、10Gbpsの東阪回線およびネットワーク設備を利用し、6カ所の自社データセンター拠点にて、サーバー構築・運用・監視、セキュリティ対策、障害対応などのサービスを提供してきた。

 今回提供する「i-TEC マネージドクラウド」は、そうしたノウハウをもとに提供するクラウドサービス。専任のサーバーエンジニアが、ユーザーの仮想マシンや専用サーバーの構築、OS・ミドルウェア含めた運用をサポートする。具体的には、監視サービスやセキュリティ運用、パフォーマンスチューニング、問い合わせ対応、障害対応といった安定稼働のためのサービスを提供するとのこと。

 ラインアップには、10Gbps共用回線(定額)、ファイアウォール、ロードバランサーも追加費用なしで利用できる「フルマネージドクラウド」、要件に応じたスペックの最新サーバー機器で、初期構築から運用までをサポートする「フルマネージド専用サーバ」、フル冗長化構成の環境でホスティングなどを行える「フルマネージド共用サーバ」、AWSや社内など、設置場所・形態を問わないマネージドのみの運用・監視サービス「AWS・オンプレミスマネージド」を用意する。

石井 一志