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NTTスマートコネクトのVPSが、経産省の補助金対象サービスとして採択

クラウドサービスへの移行費用が最大約33%削減可能

 エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト株式会社(NTTスマートコネクト)は9月30日、同社が提供する仮想専用サーバー「スマートコネクトVPS」が、経済産業省の補助事業「平成26年度 中小企業等省エネルギー型クラウド利用実証支援事業費補助金(データセンターを利用したクラウド化支援事業)」の対象サービスとして採択されたと発表した。この事業の補助金を利用すると、クラウドサービスへの移行費用が最大約33%削減可能になるという。

 この事業は、よりエネルギー効率の高いデータセンターを利用したクラウドサービスの普及を促進することにより、電力需給と省エネルギー対策を図ることが目的。同時に、BCPの向上とデータセンターの国際競争力強化を図ることを狙って、経済産業省が策定し、一般社団法人 環境共創イニシアチブ(SII)が執行している。

 企業が、自社やデータセンターのハウジングサービスで運用している情報システムを、スマートコネクトVPSをはじめとした、この事業に登録されている、エネルギー効率の高いデータセンターを活用したクラウドサービスに移行することで、移行費用の最大約33%の費用補助を受けられるとのこと。

 なお、事前申請は11月末まで、移行完了期限は2015年1月末までとなっている。

石井 一志