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若狭みかたきらら温泉 水月花の運営元がSansan導入、「反響営業」実現

 福井県で若狭みかたきらら温泉 水月花を切り盛りする有限会社せくみ屋(以下、せくみ屋グループ)が、名刺情報の活用にクラウド型名刺管理サービス「Sansan」を導入した。

 水月花は、福井は三方五湖の湖畔にある温泉宿。三方五湖のうち最大の水月湖を望む絶景の客室・大浴場などを備える。

 福井・小浜市を拠点とするせくみ屋グループでは、若狭ふぐやカニなどの小浜の旬の食材を生かしたプランを武器に、全国の旅行代理店に営業展開していた。旅行代理店との懇親会や商談で名刺交換したあとPCでデータ化していたが、あまりに多いため入力作業が追いつかず、記憶が鮮明なうちに営業アプローチできないという課題があった。

 Sansanを導入することで「即日スキャン」→「メール配信」→「反響先に訪問」という1本の営業の流れができ、反響営業に専念できるようになった。話を聞きたいという旅行代理店を訪問することで営業活動が効率的になり、成約率も向上したという。

 地元福井の地域情報配信にも活用。せくみ屋グループでは月5、6回のメール配信でローカル情報を旅行代理店や一般企業にお知らせしている。ここでSansanのメール配信をうまく活用し、地元では些細な情報でも、旅行代理店にとっては有益な情報などを効率的に広めることに成功しているという。

 Sansanは、「営業を強くする名刺管理」をコンセプトに、“重力オペレーターによる正確なデータベース構築”と“組織で名刺情報を共有して収益を拡大する”クラウド型名刺管理サービス。人事異動情報の自動配信やメール一括配信などの顧客管理・マーケティングに適した機能を備え、効率的に営業力強化を実現するという。

川島 弘之