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ビットアイルとクロスキャット、企業向けBIソリューション提供で協業

クラウドとOSS、業界別テンプレートを活用

 株式会社ビットアイルと株式会社クロスキャットは3日、企業向けのBI(ビジネスインテリジェンス)ソリューション提供で協業すると発表した。

 この協業においてビットアイルは、自社のクラウドソリューション「ビットアイルクラウド」の各種サービスで、BIシステムの規模に応じて、サーバーやストレージ、ネットワークリソースなどのインフラを提供する。

 一方クロスキャットは、ビットアイルクラウド上でのBIシステムの導入/データ活用コンサルティング、およびJaspersoftなどオープンソースソフトウェア(OSS)を活用したBIツールと、業界別テンプレートを活用したBIシステムの構築・開発を実施する。あわせて、レポートの追加・修正などの活用面でもサポートを提供するとした。

 企業は、こうした両社の共同ソリューションを利用することで、BIに関するノウハウがなくても、短納期・低コストで、事業規模に合わせたBIシステムの導入を行い、ビジネスに活用できるようになるとのことだ。

 ソリューションの構成例として、「ビットアイルクラウド プラットフォームサーバ V シリーズ12Core」と、コンサルティング業務、基盤構築、新規データソースの設定、データマート/レポート作成、レポート作成方法などの電話・メールサポートを合わせて提供する場合、初期費用・導入費用が51万3000円(税別)から、月額費用が18万8000円(税別)から。導入期間は1カ月を想定している。

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石井 一志